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3月, 2010の投稿を表示しています

2月の読書管理

2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:951ページ 日本人の知らない日本語 日本語教師の凪子センセイと愉快な(当人達はいたって真剣)外国人学生との楽しい日本語バトル。読み易い上に、為になる日本語知識が盛りだくさんです。日本と外国のギャップを「日本語」というツールの成り立ちを基にミラーで比較できるのが面白い。そして昔の日本人が結構テキトーに「言葉」を作ってきた歴史とかはとても興味深い。「KY」とか日本人らしい略語なんだね。 読了日:02月28日 著者: 蛇蔵&海野凪子 週刊サッカーダイジェスト 2010J1&J2選手名鑑 2010年 3/31号 [雑誌] いよいよシーズン開幕。Wカップイヤーという事もあり、稲本や小野の復帰があり、国内移籍制度の改変や大分の経営破綻、J1・J2の入替もあって、もー選手シャッフルが大変な事に。Jを観るには必要な1冊です。サカダイ or サカマガのこだわりはありませんが、今年はこちらを選択。付録のクリアファイルはサイズがB5なので使えません。。。 読了日:02月27日 著者: もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 無名の都立高校野球部の女子マネージャーがドラッカーを読み、弱小野球部を甲子園に導くという興味深い設定。組織論とかはなかなか実体験に「置換」しづらい部分があるけど、誰もが入り込みやすい「野球部」をテーマにする事で「物語化」できている事が素晴らしい。その上で顧客定義からイノベーションまでをも盛り込んでいるので、マネジメント入門書としても使える本です。「萌え」なイラストは販売戦略だろうけど、それを差引いても買う価値はあるかも。 読了日:02月22日 著者: 岩崎 夏海 失われた町 (集英社文庫) 三崎亜記、渾身の長編小説。「町」の消滅によって失われる人々と、消滅に抗う人々の抵抗と葛藤を描くSF群像劇。緻密な世界観と設定をベースに独特の言語感で支配された物語は、ともすると多少取っ付きにくさを覚えるけど、登場人物が魅力的なのと、村上春樹的「喪失感」の美しい現代的解釈がじわじわと効いてきました。「汝、澪引きを得たりや?」という台詞がとっても素敵だったこと、茜の脳内イメージが芳崎せいむ氏の女性キャラ(ショートカット)に支配されたのは余談です。 読了日:02月22日 著者: 三崎